畳の正しい使い方とアドバイス

畳床の含水率が高くなると、畳にカビが発生し、それをエサとしてダニが発生しやすくなります。
そのカビの発生を防ぐ為には、畳を正しくお使い戴く事です。

【畳の正しい使い方とアドバイス】
1.畳の目に沿って掃除機でマメに掃除して下さい。
2.畳は呼吸しています。畳の上にジュウタンやカーペットの重ね敷きをしないで下さい。
3.水分を多く含んだもので畳の拭き掃除をすると湿けるため、カビが発生しやすくなります。
4.室内で犬・猫等のペットを飼われますと、畳が傷むと同時に、ダニの発生源となります。
5.食べこぼしをそのまま放置しないで下さい。
6.除湿機やクーラーのドライで除湿すると室内のジメジメした空気が無くなり、カビやダニの問題がほとんど解決できます。

【畳のお手入れ・汚れの処置法】
●畳にカビが生えた時
 …消毒用アルコールを布に染みこませ拭き取ってから風を通して乾燥させる。
●畳にダニが発生した時
 …掃除機で数回吸い取り、風通しを良くする。その後、出来れば畳を上げて除湿機で乾燥するとダニの発生は止まる。


畳は平安時代にその姿形を現し、化学万能と云われる時代にあっても、畳の持つ素晴らしい天然素材の特性を生かし、湿度が高く、気温の変化の多い日本の風土に最も適した敷物として、今日まで愛用されています。